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第54回 花華の五目あんかけ揚げ焼きそば

フォトライター 八木洋行

ローズアリーナという島田市総合スポーツセンターに、週2回水泳と筋トレに通っている。
島田市ばらの丘公園に隣接する施設で、公園の前に「花華(はな)」という中華料理店がある。
ローズアリーナで一汗かいて、ここでランチする客も多いようだ。
ランチメニューもあるが、このところ「五目あんかけ揚げ焼きそば」にハマり、これにゴマ団子と
コーヒーのセットをつけて、しばし極楽休息としている。

五目の具はエビ・イカ・貝付きアサリ・鶏むね肉・うずら玉子・蓮根・白菜・人参・ミニコーン・
フクロタケ・小松菜・タケノコ・クワイ・キクラゲなどを今日は確認。
まず箸で押すようにバリっと揚げた麺を崩し、そこに和辛子をちょいと塗って口へ。
熱々の中華あんのとろけ味に虜になりながら咀嚼していると、小松菜とエビの味が滲む。
これを一気に飲み込み大きく息を吐いたら、すかさず二口目だ。今度はアサリを絶対口に入れたい。
貝からアサリの身を外しながら、蓮根とキクラゲも、と欲張るが、なかなかスムーズにいかない。
やっと二口目。アサリが爆発だ。火を入れ過ぎてはこうはいかない。
中華は火の入れ具合で、かなり味と咀嚼感が異なってしまう。

皿の半分ほど食べ終わるころ、麺はやや水分を含み、またそれなりの噛み味がする。
そこで酢をさらっとかけてみる。イイ……美味いぞ。
揚げ焼きそばの醍醐味は、刻々と変化する揚げた麺に、どう対応するかを求め続けるところに真髄がある。

大将の丸澤卓也さん(昭和55年生まれ)は、「本格中華を求めながらも、どこか懐かしいリーズナブルな
価格の中華料理店を目指している」と言う。
が、いわゆる町中華ではない。皿の盛りつけはフレンチ的であり、イタリアン風でもある。
中華という概念に留まらない、美しさを求めるこだわりとセンスがある。

美人の奥方、恵子さんも、店の魅力を数段引き上げている。
注文の聞き方と料理を運ぶ歩き方に、洗練された美しさがある。
聞けば、掛川グランドホテルの西洋料理部門にいたそうだ。それで納得。

花華(はな)

住 所:島田市野田1633-1 ばらの館2F
電 話:0547-37-0550
時 間:11時~14時/17時~21時
定休日:火曜日
五目あんかけ揚げ焼きそば 700円
ゴマ団子とコーヒーセット 287円