

静岡県社会人体育文化協会
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体文協は今年57年目を迎えます。
昨年鬼門に入られた松井 純 7代目体文協会長(静岡新聞社・静岡放送会長)には、18年もの永い間会長をお引き受けいただきました。ここにあらためてご冥福と御礼を申し上げます。
故・松井 純会長は、こんな風におっしゃっておりました。「5代目会長を24年間務めた当社の故大石益光は文化人でしたから、佐野つとむ事務局長をセンスがあると高く評価しておりました。特に社会人大学の講師陣に驚いておりました。毎年各界の著名な方々が薄謝にもかかわらず、ご多忙な中をお出かけくださるのに感謝と敬意を表しておりましたが、わたしも同じ思いです。これも佐野事務局長の真摯で熱心な交渉があってのことでした。体文協50周年記念の時でしたが、佐野事務局長の親友水上一夫さんが、体文協50年の経済効果は50億円超という数字を発表されたときは、わたしも周辺の経済人も驚きました。あらためて佐野事務局長のご努力に敬服した次第です。」
体文協も新たな時代を迎えております。故・大石益光会長の頃は青年ばかりの会員でしたが、現在は中高年の会員が増えております。これも時代の流れでしょうか。しかし、どんなに年とっても「未来のワタシを探すことをやめない自分を持ち続けて欲しい」という佐野事務局長の意志を受け継ぎ、社会人大学を今年も第一線で活躍される講師をお迎えして開校したいと考えております。また、野外に出て体感する旅もいろいろ企画しております。
どうかこれからも「よき友、よき仲間との出会いと感動をわかちあえる体文協」にご参加いただき、皆さんと一緒に体文協をさらなる未来につなげ育てていきたいと念じております。
令和2年元旦
体文協事務局八木洋行・佐野桐子
体文協からのお知らせや募集情報をお届けします。
静岡県社会人体育文化協会、通称「体文協」は、1963年(昭和38年)5月1日に誕生しました。 体文協は、静岡市で働く店員さんたちとつくった、よく学びよく遊ぶ仲間〈YMYAコンパニオン〉という会がその母体です。当時静岡市にも、東北や北海道などから中学を卒業して就職した人たちがたくさんいました。中学を卒業して働き始めた人たちは、まだまだ学びたい…という希望でいっぱいでした。〈YMYA〉は、そういう学びの心の灯を消してはならないと、青年団で活躍していた佐野つとむと水上一夫が中心になってつくられたのです。この「よく学びよく遊ぶ」が、「体文協」の土台となりました。
佐野つとむ Interview
会員には「局長」と呼ばれている。新撰組の近藤勇も「局長」と呼ばれた。この「局長」には、カリスマ的な響きがある。宗教学者の山折哲雄氏は、「体文協は、佐野さん抜きには存在しない独創的な生命共同体だ。佐野さんは瞬時も変わらず体文協の中心であり、思想的主軸であり、その共同体に、いのちの血を送り続ける人生の医師である。体文協は佐野であり、佐野は体文協である」と、体文協創立50周年の際にお言葉を述べられている。
〒420-0034
静岡市葵区常磐町2丁目3-8
TEL:054-251-2326 FAX:054-251-2328
〒432-8023
浜松市中区鴨江3-47-17 アス佐野内
TEL:053-455-0336 FAX:053-455-0204
佐野事務局長は、「出会いこそが、新たな自分探しにつながる」という考えから、さまざまな分野で活躍されている講師を招き、受講する「社会人大学」を構想し、具現化しました。最初の講師は、マスコミの巨人と呼ばれた大宅壮一氏でした。大宅氏は、当時「大宅マスコミ塾」を開塾しており、多くの人材を育てました。佐野事務局長はこの「大宅マスコミ塾」に啓発されたといいます。
体文協の発足と同時にスタートした「社会人大学」は、以来55年継続されております。現在は、島田教室・静岡教室・浜松教室が開校されており、毎年5月から10月まで、各教室8講座を受講できます。最終講座では、日本を代表するヴァイオリニスト大谷康子さんのトークと演奏があります。これは本物を体感鑑賞できる贅沢な講座です。
卒業式を毎年行っております。2018年に10年連続皆勤賞に輝いた塚本久美子さん(77歳)は、「社会人大学はあらゆる薬よりも、人を明るく楽しく元気にしてくれる唯一無二の薬です」と、答辞で述べられています。今後もますます魅力ある講師を招き、豊かな出会いがある大学を目指します。
2018年10月 小和田哲男先生と行く歴史の旅 和歌山城にて
NHKの大河ドラマの時代考証でおなじみの小和田哲男先生と行く歴史の旅は、姫路城を皮切りに備中松山城をはじめとする現存天守十二城巡りを12年間、その後、織田信長に関わる城巡りなど、21年間続いています。
2016年には、シェイクスピア研究家の又木克昌さんとイギリスに、シェイクスピア所縁の劇場グローブ座や、誕生の地ストラットフォード・アポン・エイボンなどを巡りました。
また、里山ハイキングも毎月企画されています。信長の首塚がある富士宮市の西山本門寺を身延線芝川駅から歩いたハイキングは、井之頭を水源とする芝川の清流に沿って田園を歩く心安らぐものでした。
社会人大学の講師に迎えた、宮大工棟梁小川三夫さんのご案内による奈良の法隆寺と薬師寺見学の旅は、小川さんの解説でより深く最古の木造建築の魅力に触れることができました。これからも、様々なテーマに沿って魅力的な旅を提案していきます。
体文協へご参加いただき、新しい知識の習得、
新しい仲間との出会いを実現しましょう!
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お一人の場合 | ご夫婦の場合 |
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毎月1回発行される体文協ニュース「TOMO(とも)」を郵送でお届けします。
旅行企画などにご参加可能となります。
体文協へご連絡をください。054-251-2326(平日10:00〜18:00)
※取材等で不在にする場合があります。お手数ですが日をあらためてご連絡ください。
入会のご案内をお電話で説明させていただきます。
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入金先
00880-6-2668 体文協
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